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富山地鉄10030形に関する考察

 皆様、あけましておめでとうございます。
 今年もぼちぼちとやっていきますので、よろしくお願いいたします。

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 さて、今年の年末はどこかに行こうかと思いつつも、いまいち決め手になるものがなく、どうしようかと思っていたのですが、思いつきでJRサイバーステーションを叩いてみると、29日発のきたぐにのB寝台が「△」になっているじゃありませんか。
 その足で出勤前に最寄り駅に立ち寄り、お願いしてみると「最後の一席で上段だけどどうする?」とのお答え。
 一瞬だけ躊躇するものの、まぁいいかと急行・寝台券だけ確保。

 さぁこれで「北の方へ行かないといけない」状況に。
 出発日前日の朝まで悩んでいたのですが、結局「ほくほく線美佐島駅に行ってみよう」「富山地鉄の京阪色10030形の写真を撮ってこよう」ということに決定。細部の詰めも何もないまま、gdgd状態で京都を経ったわけで。

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13010301b2.jpg
▲10033F 12/12/30 寺田~越中泉間

 今更ですが、一応解説を。
 富山地鉄10030形は、京阪(旧)3000系が廃車後に富山地鉄に譲渡・使用されている車両で、現在8編成16両が使用されています。
 なお、車両番号は京阪時代とは関係なく付与されており、また京阪時代は原則的に同一番号同士のペアで使用されていましたが、その関係が崩れているペアもあります。

 10031F 10031(3001)+10032(3501)
 10033F 10033(3018)+10034(3518)
 10035F 10035(3003)+10036(3503)
 10037F 10037(3004)+10038(3510)
 10039F 10039(3014)+10040(3513)
 10041F 10041(3017)+10042(3517)
 10043F 10043(3016)+10044(3515)
 10045F 10045(3010)+10046(3509)

 カッコ内が京阪時代の車番です。

 余談ですが、結局のところ、全く譲渡もされず、使用もされなかったのは3011Fと3012Fのペアだったわけですが、一体なんだったんでしょうね。

 まぁ、それはさておき、富山地鉄に譲渡されてからしばらくはこの京阪特急色で使用されていわけですが、1999年に富山地鉄カラー(イエローオレンジにターコイズグリーン)に塗り替えられ、オリジナルカラーが消滅していたのですが、昨年より10033Fに京阪特急色をリバイバルさせて走らせています。(さすがに特急の文字は入らないにせよ)ハトマークを装備し、後付けでデジタルテレビを装備(厳密に言うと「復活」ですけれど)して「テレビカー」の文字を入れてしまうという気合の入りようだったりします。

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 さて、この10033Fを追っかけないといけないわけですが、富山地鉄の路線網は何気に広く、しかも車両は鉄道線内においては共通運用で、あてずっぽうで待っていては撮影をすることはできません。
 考えた末に、富山地鉄の運輸部にお電話したところ、「前日の18時以降なら翌日の運用を教えられますよ」とのお返事。
 前日に富山入りし、「これで運用がなかったら、いいオチがつくよな」とか思いつつ電話をしたところ、幸いにして運用はあり、ほぼ一日中走り回っていることが判明。お礼を言って電話を切ってからホテルにチェックイン、計画を立てて当日に挑みました。

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 と、長い前フリでしたが、いよいよ本題は「つづき」にて。
 あと今回の写真はいずれも拡大可能です、というより拡大しないとよくわからない解説をしている部分もありますのでご注意を。



 まずは両面のサイドビュー&屋根ビューを。

10033号(電鉄富山基準山側)
130103002b2.jpg
▲12/12/30 越中舟橋~寺田間

10033号(電鉄富山基準海側)
130103003b2.jpg
▲12/12/30 寺田~越中泉間

10034号(電鉄富山基準山側)
130103004b2.jpg
▲12/12/30 越中舟橋~寺田間

10034号(電鉄富山基準海側)
130103005b2.jpg
▲12/12/30 寺田~越中泉間

 ぱっと見で目立つ京阪車との差異は、「側面表示機の撤去」「屋根色とクーラーキセは同色に塗装されている」「ワンマン対応スピーカー・マイクを取付してある」ことでしょうか。
 クーラーキセの側面通風孔部分が白くなっているのは冬季用の目隠し蓋ですね。もちろん冬が終わると普通の状態に戻るわけですが、模型的にはこちらが入っている状態の方が面白いのではないでしょうか。天面側はふさがれてはいないのですが、なにか大型の金網状のモノが後付設置されているように見えます。
 あと屋根上の逆L字状の無線アンテナは撤去されていますね。

 そして10034号側の写真を拡大状態にしてよーく見るとわかるのですが、クーラーキセとクーラーキセの間になにやら「ワイヤー」のようなものが出ているのがわかるかと思います。
 これが何なのかよくわからないのですが、位置的に京阪時代にテレビアンテナが設置されていたところのような気がしますので、そのケーブルが残置されているのかもしれません。

 そうそう、「テレビカー」文字は「銀色」です。オレンジのものを貼らないように(前回品から持ってくるか、自作するしかありません)。

#自作するなら、現在イベント時にゲリラ販売される「テレビカーステッカーセット」が便利です。

 次、前面。

10033号
130103006b2.jpg
▲12/12/30 稲荷町

10034号
130103007b2.jpg
▲12/12/30 寺田

 一番目立つのは列車無線アンテナがおでこ向かって左側にセットされていることでしょう。
 たぶんこういう形で取り付けるのが一番コスト安かったんでしょうけど、見た目的には…。

 そして京阪時代は幌枠付で、電連付密着連結器を装備していたのですが、密着連結器+ジャンパ栓装備に改められています(京阪8531Fも改装時に自動連結器に変更されていますが)。そのため10034号にはおおよそスマートとは言い難いジャンパ栓受が車体そのものに設けられています。あと独特な形状の連結器カバーが取り付けられていますね。
 幌枠に関しては、完全に撤去されてすっきりとした形状にはなっていますが、ちょっとすかすかした感じがしますね。

#京阪8531Fも撤去されているが、見た目のバランスを考慮して幌枠型の飾り枠をわざわざ取り付けている。

 その3、重箱の隅をつつく編です。

 富山地鉄にきてから後付けで設置されたものとして、

130103016b2.jpg

 奇数番号車の山側運転台後部にのみですが、屋根に上るためのステップが取り付けられています。
 折りたたみ式と思われるのですが、多くの車両で開けたままになっています。

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 テレビカーのアンテナなんですが、

 130103008b2.jpg

 10034号の山側の妻面寄上部のランボード内側にキノコ状の形状をしたものが取り付けられています。
 京阪では棒状のモノでしたが、該当するものがこちらにはないので、たぶんこれだと思います。

 それとその下部にATS装置箱が取り付けられています。これは10034号だけでなく、10030系偶数車すべて共通です。

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 先ほどのクーラーキセの通風孔目隠し板ですが、

 130103009b2.jpg

 側面側だけでなく、実は前後にもあります。
 前後、といっても、いずれの車両も妻面側に向かっての内側、です。
 つまり前から写真を撮ったら見えない側ですね。

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 その4、その他の編成との違いについて

10037号(電鉄富山基準山側)
130103010b2.jpg

10038号(電鉄富山基準山側)
130103011b2.jpg

 基本的には塗り分けだけなんですが、これまた細かい相違点があります。
 なお、この編成は少数派のFS510を履いた編成です。この編成を再現するなら長電2000系が同型の台車を履いていたように思いますので、そちらから持ってくるということになるんでしょうか。

130103012b2.jpg

 このようなワンマン運転用の表示が一般色編成は装備されています(他系列も含め)。

130103013b2.jpg

 取り付け位置はここになりますが、なぜか10033Fのみはありません。
#優先座席表示は10033Fも共通

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 こんな感じになります。
 8531Fクラシックタイプを作ろうとすると、いやでも先頭車が余ります。
 是非ちょいと手を入れて、きっちりした10033Fを作ってあげてくださいませ。

この記事に対するコメント


あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

サイドビュー写真、最高ですね。
しかし、原型の3000をよく御存じだから分かったであろう、細部にいたる差異の明示には脱帽です。
当然ながら、参考にさせていただきますよぉ。
【2013/01/06 12:41】 URL | ターマック #x9EQHzHk [ 編集]


>> ターマックさん
> あけまして、おめでとうございます。
> 今年もよろしくお願いします。
 こちらこそよろしくお願いいたします。
> サイドビュー写真、最高ですね。
 おほめいただき恐縮ですが、「偶然の産物」です(笑)
 1枚目の写真を撮影するために行った先が、偶然線路際に何もないという好ロケーションだったという話で…。しかもここいい天気だったら逆光で撮影不可になりますし…。

> 原型の3000をよく御存じだから
 念のためネットで調べまくりましたのでwww
 最初運転台後ろのステップは完全に見落としてました。
【2013/01/06 20:22】 URL | icw149 #/.OuxNPQ [ 編集]


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